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お客様インタビュー

商標登録ホットライン/ゼロからの商標登録

株式会社杉田印刷様

株式会社杉田印刷様は、商標登録ホットラインを利用して商標登録を受けておられます。商標登録は初めての経験という営業担当の白石様に詳しくお話を伺いました。

株式会社杉田印刷様は、新聞の折り込みチラシを中心にカタログやパンフレットなどの各種印刷物を手掛ける大阪市阿倍野区の印刷会社です。最近では、ホームページ制作やメール配信などの電子媒体にも積極的に取り組んでおられます。また、商品・サービスの企画立案からデザイン、編集、印刷、加工までを自社で手掛けることによって費用を押さえつつ、お客様のニーズに柔軟に対応できる広告宣伝や販促活動をご提案しておられます。

株式会社杉田印刷様

白石様と商標登録ホットラインの弁理士

荒家(左)、白石様(中央)、大槻(右)

新商品 PHOTOMUSE

今回商標登録をされた「PHOTO MUSE」(フォトミューズ)は、どのような商品のネーミングなのでしょうか。
PHOTOMUSEは、被写体を特殊なスキャナで読み取って画像化するサービスです。独自開発のスキャナを用いることによって、素材の質感や細かい表面状態を再現することができます。このスキャナを用いて油絵などを画像化すれば、素材の持つ迫力や臨場感を効果的に再現した画像データが得られます。

PHOTOMUSEスキャン画像

従来の方法と具体的にはどう違うのですか。
通常のスキャナーは、正面から光を当てて対象を読み取るため、被写体の表面に細かな凹凸があっても平面的な画像しか出力することができませんでした。これに対し、「PHOTO MUSE」は、斜めから光を当てて影のある立体的な画像を読み取ることができます。このため、迫力や臨場感を再現した画像を出力することができます。また、表面非接触で読み取ることができるため、素材を痛める心配もありません。例えば、油絵を読み取って引き伸ばしたものを額に入れて飾ると、本物の油絵が飾られているように見えます。
影を出して印刷するというのは印刷のプロならではの発想ですね。どのようなきっかけでこのような商品が生まれたのしょうか。
雑貨店などで販売されている油絵のアートポスターは見るからにコピーという印象のものでした。もっと本物の絵画のように見えるコピーが作れないかと思ったことがきっかけでした。
PHOTOMUSE
「PHOTO MUSE」はどのようなお客様からのご依頼が多いのでしょうか。
例えば、画集を制作する際にご利用いただいています。また、建材メーカーからのご依頼も増えています。例えば、生地メーカーやタイルメーカーの営業マンは、生地等を貼ったサンプル帳を持ち歩いていると思いますが、分厚いサンプル帳を持ち歩くのは大変ですよね。そこで、タイルや生地を「PHOTO MUSE」で読み取り、実物の凹凸や質感を再現して印刷したものを、先にお客様にご覧いただき、最終的に実物を触ったり、見たりしていただいて商談に結び付けていく形でご利用いただいています。営業マンの負担が軽くなるだけでなく、コスト削減につながったと非常に喜んでいただいています。

ベストプレゼンテーション賞を受賞

御社は、2008年の中小企業総合展で表彰されたそうですね。
ベストプレゼンテーション賞をいただきました。現在、会社のブランドを作っていこうと全社的にブランディングに力を入れており、お客様に知っていただくきっかになればと思い「PHOTO MUSE」を目玉として出展しました。展示ブースでは、単に印刷物を置くのではなく、細かな凹凸のある壁紙を「PHOTO MUSE」を使ってコピーし、ブースの全面に貼ることで、まるで本物の壁紙が貼られているように見えるように演出しました。白色のパーティションに、展示物を飾っているブースが多い中、ブース全体を会社のイメージカラーである黒で統一した効果もあってか、非常に多くの来場者の方に見学していただき受賞につながりました。
中小企業総合展2008 中小企業総合展2008in Kansaiの
杉田印刷様のブース
イメージカラーの黒には、どのような意味合いがあるのですか。
黒色は、うまく使えばシンプルでスマートなイメージを与える色ですので、会社のイメージカラーに採用しました。

PHOTOMUSEのロゴマーク

なるほど、だから「PHOTO MUSE」のロゴマークも黒を基調にしているのですね。「PHOTO MUSE」という名前は、どのような経緯で採用されたのですか。
もともと世界中の実物を全てデジタル化してデジタルの図書館を作りたい、という思いがありました。「PHOTO MUSE」は、この思いから派生した商品であり、商品化のきっかけが油絵であったということから、「PHOTO MUSEUM」(写真の美術館)という言葉を思いつきました。そして、「MUSEUM」の部分を縮めて「PHOTO MUSE」としました。
デザインも手掛けている会社だけあって、こだわったロゴマークになっていますが、どの様にしてお決めになったのですか。
「商品機能の特徴である凹凸感を表現できるようなロゴを作りた い。」とデザイナーに伝えて、いくつかサンプルを作った中で、最も商品のイメージに近いものを採用しました。「OTO」の部分はメガネで覗き込んでいるような形にすることで、対象をよりリアルに再現できることを表現しています。
商標登録を行ったPHOTOMUSEのロゴマーク PHOTOMUSEのロゴマーク

Rマークでブランドに安心と信頼を

ロゴマークを商標登録することは、御社のビジネスに、どのようなメリットがあるとお考えですか。
商標登録を受けていることを示すRマークをロゴマークに表示することによって、「PHOTO MUSE」が、きちんと商標登録された安心と信頼のブランドであることをお客様にご理解頂けると考えています。例えば、「ISO」の認証や「Pマーク(プライバシーマーク)」を取得することと似ています。
実はRマークを表示したいというお問い合わせは結構多いですね。御社のような新しいビジネスですと、商品について説明をしないとお客様に分かっていただけない部分もあるため、商品名を前面に出していくことが重要だと思うのですが、その辺りはいかがですか。
Rマークについてお伺いしました
そうですね。まずは商品を知っていただき、ご連絡をいただいて、お客様のお話を伺うことから始まりますから、お客様に商品名を認知していただくことは大変重要ですね。今後、ブランディングを進めることや、販売実績が増えることで、お客様に「PHOTO MUSE」を知っていただく機会が増えると思います。そこで、商標登録の効果として「PHOTO MUSE」がお客様に知られるようになった結果、他人が「PHOTO MUSE」と似たような名前やロゴを付けて、似たようなビジネスをすることを禁止できることが大きいですね。
商標登録の法的効果をよくご理解頂いていますが、以前から商標登録についてある程度ご存知だったのですか?
いいえ。商標登録を受けるために何をすればいいのか全く知りませんでした。商標といえば、とにかくRマークのイメージが強かったです。Rマークの付いている商標は、他人が勝手に使用できない程度のことだけ知っていました。

商標登録はゼロからのスタート

今回、商標登録を弊所に依頼された経緯についてお聞かせ下さい。
新商品のロゴマークが決まった後、ブランディングの一環として、他人による紛らわしい商標の使用を禁止するために、「PHOTO MUSE」のロゴを商標登録することが決まりました。しかしながら、商標登録については何も知識がなく、どうすればよいのか全く分かりませんでした。

そこで、インターネットで「商標登録」について検索し、特許事務所に依頼すればよいことがわかりました。新商品に使う大切な商標なので専門家に任せた方が間違いないと思い、商標登録ホットラインを運営している大槻国際特許事務所に依頼することに決めました。

商標登録はゼロからのスタート
白石様の場合は、まず初めにご相談にお越しいただきましたが、その際の印象はどうでしたか。
特許事務所や弁理士と聞くと、普段の生活では馴染みが薄いですから、固いイメージがありましたので、行く前には緊張しました。しかし、大槻先生と実際に会ってみると話しやすく、商標について分かりやすい説明を聞けたため、今後の手続についても安心して進めることができそうだと感じました。
実際に依頼してから、商標が登録されるまでの弊所の対応はいかがでしたか。
初めに感じた印象通り、安心して任せることができました。よかった点としては、手続前に弊社の状況をふまえた提案があり、提案内容を分かりやすく説明してもらえたこと、素早く対応してもらえたこと等です。私は、提案された中で最もメリットとなるものを選び、指示をするだけで無事に登録を受けることができました。
特許事務所の印象についてお伺いしました

商標調査の正確さ

商標が登録されるまでに印象に残ったことはありますか。
出願する前に登録したい商品について「PHOTO MUSE」と似ている商標が、先に出願や登録されていないかを調査してもらったのですが、調査結果を見てみると、思っていた以上に似たような商標が登録されていて驚きました。
実は、商標の出願件数は年間10万件以上されています。もし、似たような商品に似たような商標が既に登録されていた場合、出願しても登録できません。そこで、弊所では、出願にかかる費用と審査結果が出るまでの時間を無駄にしないために、商標の先行調査を無料で行っています。調査報告書には登録可能性を%表示で採用しているのですが、どのようにお感じになられましたか。
私としては降水確率の逆版のような見方をしたのですけど、登録になりそうかの判断の目安になりますね。この判断の%表示の的中率はどのくらいなのですか。
30%以下と判断させていただいた商標については、出願後に例外なく拒絶理由通知が来ています。「PHOTO MUSE」の調査結果では、出願予定の一部の商品について「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」という商標が登録されていたため、非常に近くて厳しいけれど反論すれば登録できるかしれない、という意味で55%としたのですが、これを見てどう思われましたか。
正直、私は「PHOTO MUSE」(フォトミューズ)と「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」は、あまり似ていないのではないかと思いました。
多分、「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」と「PHOTO MUSE」は文字が違うから似ていないと、お考えになったと思うのですがいかがですか。
そうですね。
商標調査についてお伺いしました
例えば、ラジオの広告で「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」を告知した場合に、「PHOTO MUSE」(フォトミューズ)と間違えそうだとは思われませんか?音だけの比較ですが、実はそれが似ているかどうかの判断で一番重要な要素となっています。
なるほど。先に登録されている商標について、自分で調べることができるようですが、最終的に似ているか、似ていないかを判断することは、やはり難しいですね。
白石様のご意向を受けて、「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」が登録されている区分も含めて、出願しました。しかし、予想した通り「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」が登録されている区分について拒絶理由通知が届きました。届いた時にはどう思われましたか。
調査報告で指摘されていた通りの内容だったため、さすがだなぁ、と思いました。その後の対応についても、弊社の状況を踏まえて提案していただけたので、安心して進めることができ、無事に登録を受けることができました。私一人だったら対応できなかったと思います。

商標登録証

法的にはご自分で商標の登録手続をすることも可能なのですが、その辺りは検討されましたか。
いいえ。餅は餅屋というか、専門家に任せた方が結果的に早いだろうと思いまして検討しませんでした。今、振り返ってみても、商標登録ホットラインに任せて正解だったと思っています。ご自分で商標登録をする方もいるそうですが、私の場合のように、簡単に登録されずに、拒絶理由通知が届いた場合には、対応できずに結局、登録できないことも考えられます。その場合には、もう一度初めからやり直すことになり、出願費用と特許庁での審査時間の約半年が無駄になってしまいます。最悪の場合、他人が先に似たような商標を出願されると、登録を受けることすらできなくなってしまいますしね。

商標登録ホットラインについて

白石様の場合、依頼先を選択する基準自体をお持ちでない状態で探されたということですが、弊所にご依頼されていかがでしたか。
商標登録ホットラインに依頼して良かったことは、迅速に対応してくれたこと、商標について分かりやすく説明してくれたこと、そして何より弊社のビジネスについて詳しく話を聞いた上で、提案してくれたことですね。特に、出願する時に指定する商品について的確に提案していただけたことで、「フォト・ミュゼ/PHOTO MESEE」が登録されている区分も含めて、一度出願してみるという選択をすることができました。

もし、自分自身で出願した場合、登録されたとしても、指定した商品が間違っていて意味のない権利を取得しているかもしれません。しかも、他人の模倣を排除しようとした時に初めてそのことに気づくという危険性があります。先行調査後、商標登録の問題点の対応策を提案してもらえたので、とても助かりました。

また、仮に登録を受けることができたとしても、本人が気づかずに誤った商品を指定して登録している場合があります。すると、せっかく登録を受けたのに、本当にやめてもらいたい他人の商標の使用を禁止できないことも考えられます。その点、専門家に任せることは安心できるし、自分の仕事に集中できるという意味でも経済的だと思いますね。

商標登録ホットラインについて
その後、「PHOTO MUSE」をどのような場面で使用なさっていますか?
商品のパンフレットだけでなく、お客様の目に触れる様々な場面で使用しています。例えば、「PHOTO MUSE」を使用して油絵等を複製した際に、その完成した印刷物がさらに複製されることを防ぐため、偽造防止用シールを作ったのですが、そのシールの表面に「PHOTO MUSE」のロゴを印刷して使用しています

PHOTOMUSEの使用

偽造防止用シールとは具体的にはどのようなものなのですか。
背景に特殊なインクを使用して、ブラックライトを当てるとピンク色に変化します。また、特殊な糊を使用しているため剥がれ難く、無理に剥がせば油絵等の複製物自体に傷がついてしまうため、偽造防止の効果を発揮します。
なるほど。セキュリティーと商品の宣伝が一緒にできるのですね。今後も商標を御社のブランディングに活用していって下さい。本日はお忙しい所、本当にありがとうございました。最後に読者に一言お願いします。
商標登録したいけれど、何をしたらいいのか分からない、不安だという方には迅速、丁寧な対応をしてくれる商標登録ホットラインに一度相談されることをお勧めします。

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